海水で髪は痛む?海でのダメージの原因は?髪のケア方法は?

夏になると、ギラギラと照りつける太陽の中、
海に入って楽しむ海水浴は、気持ちいいですし、楽しいですよね。

でも、海水によって髪が傷むんじゃないかって気になりませんか?

でも、実際に髪が傷む原因やどのような影響があるのか、
知らない人が多いのではないでしょうか。

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海水はなぜ髪に良くないのか?

◎海水には髪に悪影響な成分が含まれている

海水が髪になぜ良くないと言われているのか、
それは、海水に含まれている成分に原因があります。

海水に含まれている、髪に悪影響を与えるとされている成分は、

・塩化マグネシウム
・硫酸マグネシウム
・硫酸カルシウム

と言われています。

では、これらの成分が、髪にどのような影響を与えるのか見ていきましょう。

◎海水のどの成分がどんな影響を与えるのか

◆塩化マグネシウム

「塩化マグネシウム」は、海水に10%弱含まれています。

塩化マグネシウムは、
髪の主成分であるケラチンを固めてしまう働きがあるため、
髪がごわごわときしむ原因となります。

また、海水で髪が濡れた状態で長時間放置すると、
ケラチンが溶け出し、髪がスカスカになってしまう可能性もあります。

さらに、髪を洗ったとしても、洗い残しがあり塩化マグネシウムが髪に残っていれば、
濡れたままの状態と同じで、ケラチンが髪から溶け出してしまいます。

◆硫酸マグネシウム・硫酸カルシウムなど

硫酸マグネシウムや硫酸カルシウムは、名前のとおり「硫酸」が含まれています。

肌がツヤツヤになったり、髪にボリュームが出るなど、
美容効果があるとして商品にも使われているようですね。

しかし、髪に過剰に付着または浸透すれば、髪への負担は大きくなり、
切れ毛の原因となってしまうのです。

◆海水に含まれる不純物

海水には不純物が多く含まれています。

不純物が髪に付着したままだと、髪同士がこすれる際の摩擦が大きくなり、
キューティクルが剥がれやすくなってしまうのです。

さらに、夏の強い紫外線もキューティクルをはがす原因となるため、
紫外線で傷んだキューティクルの隙間から、海水の不純物や成分が髪の内部へ入り込むと、
より傷みが進行し、抜け毛切れ毛頭皮の炎症などの可能性もあるんですよ。

海水から髪を守るにはどうしたらいい?

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◎海で髪を守る方法は?

海水から髪を守るためには、できれば髪を海水につけないのが一番です。

方法としては、シリコンキャップをかぶるのが良いですが、
海水浴で水泳キャップを被るのは、さすがに恥ずかしいですよね。

ただ、なるべく髪を海水につけないよう気を付けることは大切です。

また、海水で濡れた髪は放置しないで、
できるだけ早めに海水を洗い流すようにしましょう。

海水を洗い流した後、濡れたまま髪ではキューティクルが浮いた状態なので、
傷みやすくなります。

これまたできるだけ早く、髪を乾かすようにしましょう。

髪を乾かすのが難しい場合は、
ゴムなどで髪を束ねておくことで、
摩擦を減らしたり、紫外線を浴びる範囲を狭めることができますよ。

◎帰ったら傷みの進行を食い止める

◆なるべく早く髪を洗う

海水浴から帰ったら、まずは念入りに髪を洗いましょう。

海水浴場などで、シャワーを浴びているかもしれませんが、
そういった場所では、時間をかけてしっかりと髪が洗えていない可能性が高いです。

髪の毛に海水の成分を残さないように、しっかりと洗いましょう。

ただし、髪は紫外線や海水でダメージを受けていますので、
優しく丁寧に洗うように心掛けることも大切ですよ。

◆トリートメントなどスペシャルケアを

強い紫外線と、海水に濡れたことで、髪はすでにダメージを受けています。

ダメージが進行しないよう、
トリートメントなどで髪に栄養を与えてあげましょう。

ダメージを受けた髪をすぐにケアするかしないかで、
傷みの度合いはかなり変わってきますよ。

まとめ

髪が海水で濡れると、髪にとって大切な成分が溶け出してしまうなどの
悪影響があります。

でも、髪が傷むの嫌だからと、
誘ってくれた海水浴に行かないというのも悲しいですよね。

髪が海水によってなぜ傷むのかを理解できれば、
対処の方法も分かります。

早めに海水を洗い流すなど、髪をできるだけ傷めないよう気をつけながら
夏の海を楽しみたいですね。

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