暑い夏、寒い冬、私たちの身体はどちらの季節も、
過ごしにくさを感じています。
それと同じように、髪も季節によって受けるダメージが
変わります。
では夏と冬では、
どっちの季節の方が、髪が傷みやすいのでしょうか。
それぞれの季節で、
髪が受けるダメージの種類とその対処法を見ていきましょう。
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目次
・夏の髪が受けているダメージは?
それではまず、夏に髪が受けているダメージには
どんなものがあるのでしょうか。
◎紫外線が大敵!
夏といえば、ギラギラの太陽と紫外線ですね。
紫外線は年中降り注いでいますが、
4月頃から次第に紫外線量は増えていき、夏にピークを迎えます。
髪は、紫外線を浴びると主成分であるたんぱく質が酸化し、
歪みが生じてしまいます。
すると、枝毛や切れ毛などを起こしてしまうのですヾ(0д0∥)ノ
また、紫外線で髪が焼けると、
キューティクルがひび割れを起こし、剥がれやすくなります。
キューティクルが剥がれると、
髪の水分や栄養が流れ出てしまうため、
髪が乾燥して弾力性やツヤのない、パサパサの髪になってしまいます。
頭皮も紫外線の影響を受けるため、抜け毛や薄毛の原因にもなります。
◆紫外線対策は万全に
UV対策としては、帽子をかぶる、日傘を使用するなど、
髪や頭皮が紫外線を浴びないようにする方法が最も効果的です。
肌だけでなく、
髪や頭皮にもUVカットスプレーなどを使用するなど、
紫外線から髪を守ってあげることが大切です。
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◎髪が濡れたまま放置は危険!
- 海やプールで楽しんだあとは、髪が濡れたまま放置
- 入浴後も暑くてドライヤー使いたくないから自然乾燥
など、していませんか?
夏は、冬に比べて髪が濡れている時間が長くなる傾向があります。
濡れた髪は、キューティクルが開いている状態です。
キューティクルが開いたまま、長時間放置すると、
開いた部分から髪の栄養や水分が流れ出てしまい、パサついた髪になってしまいます。
また、濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭くなど負荷をかけることで、
開いたキューティクルが剥がれ、
切れ毛やうねり、乾燥などの髪のダメージを引き起こしてしまうのです。
◆濡れた髪は早めに乾かす
濡れた髪は、ダメージを受けやすい状態になっているので、
濡れたらできるだけ早く乾かすことを心掛けましょう。
プールや海などでは、髪を縛ったり、頭を水につけないなど
髪を濡らさないようにすることも大切です。
また、海水やプールの塩素は髪をさらに傷めるため、
シャワーでしっかりと洗い流してから乾かしましょう。
・冬は髪にどんなダメージがある?
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では次に、冬に髪が受けるダメージについて
見ていきましょう。
◎冬は髪の乾燥に要注意
冬に髪が傷む一番大きな要因は、乾燥です。
冬は空気が乾燥している為、
お肌のお手入れも入念になるのではないでしょうか。
でも、髪のお手入れは年中同じだったりしませんか?
冬は、乾燥した空気によって、静電気が起こりやすくなります。
静電気が起こると、髪同士が摩擦を起こして、
キューティクルが傷つき、髪が更に乾燥するという悪循環に陥ってしまうのです。
◆冬に髪には、加湿と保湿が必須
カラカラに乾燥した冬の環境から髪を守る為には
「加湿」と「保湿」がとても大切です。
加湿器を使って、部屋全体の湿度を保てば、
髪へのダメージを防ぐだけでなく、風邪予防や肌の乾燥対策にもつながります。
髪や頭皮への保湿も重要です。
髪にトリートメントやオイルをつけることで、
髪から水分が逃げにくくしてくれます。
頭皮には、
化粧水を使って保湿すると乾燥対策になりますよ。
また、マイナスイオンのドライヤーを使うのもおすすめです。
マイナスイオンドライヤーは、
静電気によって発生するプラスイオンと結びついてくれるので、
キューティクルを傷つける原因を取り除き、
髪にツヤやうるおいを与えてくれます(人´ω`*)♡
◎冬の紫外線を甘く見ないで!
夏は万全に行なう紫外線対策も、
寒い冬には、全くやらないという人は多いのではないでしょうか。
紫外線は年中降り注いでいるので、
夏だけでなく、一年中UV対策は必要なんです。
冬は、夏のように帽子や日傘を使わないため、
髪はダイレクトに紫外線を浴びてしまっています。
そして、冬は乾いた空気によって、髪が乾燥しがちなので
髪の毛や頭皮が、紫外線の影響を受けやすくもなっているのです。
◆冬にだって紫外線対策は重要
夏と同じように、冬も紫外線対策を行ないましょう。
冬の紫外線は、UV-Bはあまり強くありませんが、
UV-Aは夏と大差なく強いので、
日焼け止めは、SPFよりもPAの方を気にして選ぶと良いですね。
どちらも強いものを日常生活で使用するのは、
頭皮や髪にも負担になってしまいます。
その時々に適した日焼け止めを使用するようにしましょう。
・夏と冬、どっちの方が髪が傷みやすい?
ここまで、夏と冬それぞれの髪への影響を見てきました。
夏も冬も、髪の乾燥やキューティクルの剥がれなど、
髪へのダメージはあります。
では、どっちの季節の方が、
より髪がダメージを受けやすいのでしょうか。
結論としては、
髪は、夏よりも冬の方が断然ダメージを受けやすいです。
それはなぜか?
冬の乾燥による静電気が髪に与える影響が、非常に大きいからなんです。
冬に、乾燥から髪を守るための対策をしっかりすることが
とても大事だというわけです。
・まとめ
夏に、紫外線対策をする人は多いですが、
冬は、紫外線対策と乾燥対策の2つが重要になってくるんですね。
それぞれの季節にあった対策をして、美しい髪を目指していきましょう٩꒰。•◡•。꒱۶
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