花粉症の季節になると、
花粉症の人は、目のかゆみや鼻水などでツライ毎日だと思います。
そして実は、花粉は髪や頭皮にも良くない影響を与えていることはご存知ですか?
なんとなく、花粉は粘膜を刺激しているイメージではないかと思いますが、
体内に入らなくても、私たちに悪影響を与えているんですよ。
そこで今回は、花粉症が髪に与える影響と、
花粉による頭皮のかゆみや乾燥を防ぐ方法をご紹介します。
スポンサーリンク
目次
・花粉症は髪にどんな影響がある?
花粉が体に付着したり体内に入り込むと、
体質によっては、さまざまなアレルギーの症状が現れます。
つらい、くしゃみや鼻水が出るのも、
花粉に反応したアレルギー症状のひとつです。
そして、花粉症で目や肌がかゆくなるのと同じように、
実は、頭皮にも花粉による「かゆみ」の症状が現れる人がいるのです。
かゆみなどのトラブルを抱えた頭皮は、
血流が悪くなっているため、むくみや乾燥も引き起こしてしまいます。
また、頭皮の血流が悪くなると、
髪の毛を作り出すために必要な栄養素が頭皮に届きにくくなります。
なぜなら、髪の毛に必要な栄養や酸素は、
血液に乗って届けられるからです。
花粉症で、頭皮の血流が悪くなり栄養不足となってしまえば
健康な髪の毛を作り出すことは出来ません。
そのため、花粉症が原因で起きる頭皮トラブルによって、
抜け毛や薄毛になってしまう場合もあるのです。
・花粉症による頭皮のかゆみや乾燥を防ぐには
花粉による頭皮のかゆみや乾燥、そしてそれに伴う抜け毛や薄毛を防ぐには、
花粉から髪の毛や頭皮を守ってあげる必要があります。
簡単に出来る予防方法をご紹介します。
◎髪に花粉が付かないよう外出時は帽子をかぶる
花粉が舞っている外に出かけるときには、
帽子をかぶることが、髪や頭皮を守る最も効果的な方法です。
鼻や口をマスクで覆うようにしたり、
メガネで目に花粉が付くのを防ぐようにするのと、目的は同じですね。
帽子で、髪や頭皮に花粉が付着するのを防ぐことで、
簡単に予防することができるのです。
◎まとめ髪で花粉が付着する髪の範囲を減らす
スポンサーリンク
帽子をかぶることが最も良い方法だとは分かるけど、
毎日帽子をかぶってばかりもいられませんよね。
そんなときは、花粉のつきにくいヘアスタイルにすると良いです。
当たり前ですが、髪の範囲が広ければ花粉は多く付いてしまいます。
ですので、花粉がつきやすい長い髪の毛の人は、
まとめ髪にして花粉が付着する面積を減らすことで、花粉症対策ができますよ。
まとめ髪をする際、髪の分け目も無くしてしまえば
花粉が頭皮に付着するのも予防することができます。
◎髪に付いた花粉は出来るだけ早く落とす
帽子やまとめ髪などでいくら予防しても、
外出していれば、
髪の毛や頭皮に花粉がつくことを完全に防ぐのは難しいです。
それに、たまには髪をまとめずに外出したい時もあります。
そのため、髪に付いてしまった花粉は、
できるだけ早めにシャンプーで洗い流すことが大切です。
すでに頭皮にかゆみがある場合も、
つい掻きたくなってしまう気持ちをぐっとこらえて、
爪をたてず優しく指の腹で洗うようにしましょう。
指の腹に少し力を入れて頭皮を適度に刺激することで、
血液の流れも良くなってくれますよ。
◎髪の乾燥は花粉を寄せ付ける!?トリートメントで保湿を
乾燥してパサついた髪の毛は、静電気も発生しやすく
花粉が集まりやすい状態になってしまっています。
花粉をできるだけ寄せつけないために、
髪の毛の保湿はとても重要なんです。
シャンプーのあとは、
トリートメントでしっかりとケアすることをおすすめします。
特に乾燥が気になる場合は、
トリートメントをつけた後、蒸しタオルで髪をくるんで数分置くと
保湿効果が高まりますよ。
・花粉と髪の関係まとめ
花粉症は、くしゃみや鼻水、目のかゆみだけでなく、
頭皮のかゆみや乾燥、薄毛や抜け毛の原因になるなど、
髪や頭皮にも良くない影響を与えます。
髪の毛や頭皮を花粉から守るためには、
外出時はできるだけ髪に花粉がつかない対策をし、
付いた花粉はなるべく早く落とすようにしましょう。
さらに、外出時だけでなく
普段からのヘアケアがとても大切です。
正しいヘアケアで、
花粉症による髪や頭皮トラブルを予防しましょう♪
スポンサーリンク